慶應通信を突破するまでのブログ

卒業までの軌跡を綴ってみました。少しでも参考になる点があれば幸いです。

卒業論文に関して

卒業論文は、慶應が求める頭脳を完成させる集大成だと思います。仮説→検証→結論の思考過程です。
テーマを決めるまでに時間がかかる方もいらっしゃると思います。もし、テーマがなかなか決まらないと思われる方は、ご自身の入学の動機や自分が携わっている学部に関する、何でも良いので関心をもったことに注目してみてください。漠然としすぎてはいけませんが、関心をもっている範囲から先生がテーマを一緒に考えてくださるケースもあるそうです。
できれば、卒論指導開始の前までに、テーマや構成まで考えて、先生に確認していただくことがベストです。それぐらいの姿勢で臨まれた方がスムーズにいくと思います。限られた指導の中、盛り込まなければいけない論点を抽出して、先生の要求に従い、的確に注意点を表現していく。その中で、自分の最終的に言いたいことを打ち出す。この流れを忠実に積み重ねていけば、指導から最終審査も含めて、スムーズにいくのではないかと思います。卒論の肝は、ご自身が目指されている研究の方向性と先生の研究分野の方向性が一致していることです。ここが大きく違っていたり、ズレていたりすると、指導期間が長引いてしまったり、卒論無限ループにはまって、なかなか抜け出すのが難しくなってしまうので、要注意です。
では、自分が指導を受ける上で相性の良い先生を見つけるにはどのようにしたらよいかですが、私が聞いた限りでも、十人十色だと思いました。
たとえば、スクーリングの授業であったり、慶友会の講演会であったりと、積極的に参加するこで見つけ出された方や、ホームページを立ち上げられている先生もいらっしゃるので、その研究要項であったり、出版されている書籍を読み漁るなど、少しでも自分の研究したい分野と同方向の先生を見つけ出す方など様々です。どうしても見つからない場合では、事務局の方に相談してみるのも一手段だと聞いたことがあります。